浄土真宗の「安楽寺」、「西教寺」、「林照寺」と真言宗の「願勝寺」が並んでいます。その名の通り、町の一角にいくつものお寺が建ち並ぶ、まさにミニ古都の面影を偲ばせるエリアです。 寺から寺へ静寂の凜とした空気を楽しみながら、しばし歴史散策を愉しめます。能舞台がある安楽寺では、毎年、能や狂言の鑑賞会が開かれています。
弘法大師の開基と伝えられる真言宗の古です。こんぴらさんの奥の院であり、四国霊場番外札所。ロープウェイで楽々参拝できます。本殿、護摩殿など国指定重要文化財。
平家の資料や遺品を展示している、安徳帝の御典医、堀川内記の子孫代々の屋敷です。堀川内記は、平家滅亡の折に一族とともに入山し、薬草の豊富な祖谷の地で、医業と神官を務めました。 庭には、樹齢800年の老樹がそびえ、江戸時代の民家をそのまま保存した館内には、鎧・旗・古文書・生活用具などが展示されています。
樹齢千年を超え、高さ約26m、幹回りは約17m、枝張りは東西約52m、南北約42mにもおよぶ西日本最大級の巨樹。国の天然記念物にも指定され、大樹の枝葉が均等に広がる姿の美しさは日本一ともいわれています。 また、白ヘビの神様が祀られており、失くしたものを見つけてくれるという言い伝えががあります。
東山字法市の舟渡神社境内には、大変希少な人形浄瑠璃舞台がある。取り外し可能な床板の下の地面は下駄を履いた人形遣いが自由に動き回れる船底仕様の三和土(たたき)になっている。毎年10月には「阿波人形浄瑠璃」や「三番叟まわし」などが演じられます。