秘境の雰囲気が漂う美しい景観に囲まれたかずら橋。平家一族が剣山の「平家の馬場」に通うために架けられたといわれる橋で、男橋(おばし)と女橋(めばし)の二本あり、夫婦橋(めおとばし)とも呼ばれる。近くにはロープを引きながら渓流を渡ることができる「野猿」(やえん)もあり奥祖谷を代表する観光スポットです。 ※「野猿」(やえん)は、現在使用できません。
民謡「祖谷の粉ひき節」にも歌われるかずら橋は、平家一族が追っ手から逃れるために、いつでも切り離せるようにと、シラクチカズラという植物で造ったといわれています。日本三大奇橋といわれており、今では、3年に一度、安全に架け替えられているが、10数メートル下の渓流を望めるので、何とも言えないスリルを味わうことができます。国・県指定重要有形民俗文化財。
築300年の民家。奥祖谷地区は日本のチベットともいわれ、標高が高く、狭谷になっています。 篪庵(ちいおり)はアレックス・カー氏が購入し、カー氏がフルートを吹くことから、「笛の家」という意味で「篪庵(ちいおり)」と名付けられました。
地域が妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する児啼爺(コナキジジイ)の故郷であることから、「妖怪屋敷」では地元の妖怪伝承を紹介しており、地元住民が手作りで製作した多くの妖怪人形などを展示しています。
弘法大師の開基と伝えられる真言宗の古です。こんぴらさんの奥の院であり、四国霊場番外札所。ロープウェイで楽々参拝できます。本殿、護摩殿など国指定重要文化財。
平家の資料や遺品を展示している、安徳帝の御典医、堀川内記の子孫代々の屋敷です。堀川内記は、平家滅亡の折に一族とともに入山し、薬草の豊富な祖谷の地で、医業と神官を務めました。 庭には、樹齢800年の老樹がそびえ、江戸時代の民家をそのまま保存した館内には、鎧・旗・古文書・生活用具などが展示されています。