一般の見学者を対象にしたシンビジウムのショールーム兼販売所です。シンビジウムの開花最盛期(11月末~3月)には、まさしく百花繚乱。シンビジウムの女王「あんみつ姫」やシンビジウムの王様「マリーローランサン」、「プリンセスマサコ」などの人気品種が甘い香りを漂わせています。
つるぎ町の代表的な古木であり、樹齢約400年、樹高約20m、幹周り約4.5mと、県内でも最大規模の物で、徳島県指定天然記念物となっています。幹が三本に分かれ、大きく枝を広げているために、春には満天を薄紅色に染め上げたような美しい眺めを目的に多くの人が訪れます。
結晶片岩が水蝕されてできた谿谷は、大理石の彫刻がそそりたっているかのようで、春は桜、秋は一面の紅葉が清流に色を添えスリル満点の舟下りが楽しめる。大歩危の下流約3㎞が小歩危。大歩危より構えは小さいが、奇岩怪石の妙と小歩危砂岩片岩と称される岩肌の美しさは、大歩危片岩に劣らない魅力をもっている。四季折々V字に切り立った大歩危峡の峡谷美を川の上からゆったり堪能することができます。
宝暦13年(約250年前)に建てられた祖谷地方でも最も大きな武家屋敷。屋島の戦に敗れた平氏一族が落ちのびてきた東祖谷山村大枝地区は、平家縁の地です。 この平家の里の名主であった「喜多家」は、祖谷の上層階級の武家屋敷である。庭先には「鉾杉」もあり一見の価値有り。
秘境の雰囲気が漂う美しい景観に囲まれたかずら橋。平家一族が剣山の「平家の馬場」に通うために架けられたといわれる橋で、男橋(おばし)と女橋(めばし)の二本あり、夫婦橋(めおとばし)とも呼ばれる。近くにはロープを引きながら渓流を渡ることができる「野猿」(やえん)もあり奥祖谷を代表する観光スポットです。 ※「野猿」(やえん)は、現在使用できません。
民謡「祖谷の粉ひき節」にも歌われるかずら橋は、平家一族が追っ手から逃れるために、いつでも切り離せるようにと、シラクチカズラという植物で造ったといわれています。日本三大奇橋といわれており、今では、3年に一度、安全に架け替えられているが、10数メートル下の渓流を望めるので、何とも言えないスリルを味わうことができます。国・県指定重要有形民俗文化財。
築300年の民家。奥祖谷地区は日本のチベットともいわれ、標高が高く、狭谷になっています。 篪庵(ちいおり)はアレックス・カー氏が購入し、カー氏がフルートを吹くことから、「笛の家」という意味で「篪庵(ちいおり)」と名付けられました。
地域が妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する児啼爺(コナキジジイ)の故郷であることから、「妖怪屋敷」では地元の妖怪伝承を紹介しており、地元住民が手作りで製作した多くの妖怪人形などを展示しています。
今にも踊りだしそうな阿波踊り竹人形、竹筆、竹かんざし、my箸など竹製品の製造販売があるほか、体験していただくこともできます。 ※コロナ禍につき当面の間、体験を休止しています。
貞光には、全国的にも珍しい二層うだつを備えた町並みがあります。貞光のうだつには前面に、寿福を祈念する絵模様(こて絵)が装飾されています。うだつは2段式になっていて、何軒も続いているのが見所。
本瓦ぶき「うだつ」と呼ばれる火よけ壁をつけた家々が軒を連ねる、古い町並みです。にし阿波ではうだつの町並みが各地で見られ、脇町うだつの町並みは城下町として栄え、藍の集散地としても発展しました。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
浄土真宗の「安楽寺」、「西教寺」、「林照寺」と真言宗の「願勝寺」が並んでいます。その名の通り、町の一角にいくつものお寺が建ち並ぶ、まさにミニ古都の面影を偲ばせるエリアです。 寺から寺へ静寂の凜とした空気を楽しみながら、しばし歴史散策を愉しめます。能舞台がある安楽寺では、毎年、能や狂言の鑑賞会が開かれています。