つるぎ町一宇地区は、剣山をはじめとする山々に囲まれた巨樹の里。一宇地区は全国的にも有数の巨樹の里で、日本一のエノキをはじめ、四国一、県下一という巨樹が数多く存在しています。なかでも村を見下ろす斜面にある日本一の大エノキは、赤羽根大師のエノキと呼ばれ、昔から地元の人々に慕われてきました。節くれだった太い幹、深緑色のコケに覆われた姿は土地に根付いた歳月の長さを感じることができます。 ※令和4年に倒壊し、現在再生に向けて取り組みを行っています。そのため現場への立ち入りは禁止となっています。
祖谷街道の一番の難所といわれ、その昔は旅人や子どもたちが度胸試しをしたといわれています。今は200mの断崖に、小便小僧の像が立っており、絶景を楽しむことができます。
エメラルドグリーンに輝く水面と白い岩肌、また天に向かってそそり立つ岩壁を、春は新緑、秋は紅葉に彩る。大歩危の下流3kmが小歩危と呼ばれる。 悠久の年月をかけて削られた岩肌を間近に感じることができる、他に類をみない名所です。
一般の見学者を対象にしたシンビジウムのショールーム兼販売所です。シンビジウムの開花最盛期(11月末~3月)には、まさしく百花繚乱。シンビジウムの女王「あんみつ姫」やシンビジウムの王様「マリーローランサン」、「プリンセスマサコ」などの人気品種が甘い香りを漂わせています。
つるぎ町の代表的な古木であり、樹齢約400年、樹高約20m、幹周り約4.5mと、県内でも最大規模の物で、徳島県指定天然記念物となっています。幹が三本に分かれ、大きく枝を広げているために、春には満天を薄紅色に染め上げたような美しい眺めを目的に多くの人が訪れます。
結晶片岩が水蝕されてできた谿谷は、大理石の彫刻がそそりたっているかのようで、春は桜、秋は一面の紅葉が清流に色を添えスリル満点の舟下りが楽しめる。大歩危の下流約3㎞が小歩危。大歩危より構えは小さいが、奇岩怪石の妙と小歩危砂岩片岩と称される岩肌の美しさは、大歩危片岩に劣らない魅力をもっている。四季折々V字に切り立った大歩危峡の峡谷美を川の上からゆったり堪能することができます。
平家一族が、平家の馬場に通うために架けたといわれる橋。男橋と女橋の2本があり、「夫婦橋」とも呼ばれる。女橋のすぐ横には、ロープを引きながら渓谷をわたる「野猿(やえん)」があり、貴重な体験ができます。
民謡「祖谷の粉ひき節」にも歌われるかずら橋は、平家一族が追っ手から逃れるために、いつでも切り離せるようにと、シラクチカズラという植物で造ったといわれています。日本三大奇橋といわれており、今では、3年に一度、安全に架け替えられているが、10数メートル下の渓流を望めるので、何とも言えないスリルを味わうことができます。国・県指定重要有形民俗文化財。
築300年の民家。奥祖谷地区は日本のチベットともいわれ、標高が高く、狭谷になっています。 篪庵(ちいおり)はアレックス・カー氏が購入し、カー氏がフルートを吹くことから、「笛の家」という意味で「篪庵(ちいおり)」と名付けられました。
地域が妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する児啼爺(コナキジジイ)の故郷であることから、「妖怪屋敷」では地元の妖怪伝承を紹介しており、地元住民が手作りで製作した多くの妖怪人形などを展示しています。
今にも踊りだしそうな阿波踊り竹人形、竹筆、竹かんざし、my箸など竹製品の製造販売があるほか、体験していただくこともできます。 ※コロナ禍につき当面の間、体験を休止しています。
貞光には、全国的にも珍しい二層うだつを備えた町並みがあります。貞光のうだつには前面に、寿福を祈念する絵模様(こて絵)が装飾されています。うだつは2段式になっていて、何軒も続いているのが見所。